同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 大和は今日の飲み会の主賓。
 勝手に席を立つことは出来ない。

 里崎さんがきっと何とかしてくれる。
 この夫婦には本当に頭が上がらない。

 紀子は私を引きずるように店を出ると、近くのカフェチェーン店を見つけて私を押し込んだ。
 席に私を座らせると荷物を置いて、注文に行ってしまう。

 タオルを目に当てて、気持ちを落ち着かせているうちに目の前にカフェオレが置かれた。
 紀子は前に座っている。

 紀子もカフェオレを飲みながら黙って私を見ている。
 そして、携帯で連絡してる。
 里崎さんに場所を教えているのかもしれない。

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