23時のミャーの大冒険
「おい、ミャー待てよ」
ミャーは立ち止まると、尻尾を立てて、フーッと俺に向かって威嚇する。
「わっ、何だよっ。大体な、空気読めよ!お前があと10分でいいから遅ければ、美弥抱けたんだからな!今頃俺は、好きな女抱いて久しぶりに満たされてたんだからな!」
ミャーはバカにしたように俺の周りとくるんと一周すると「ニャーン」と捨て台詞を吐いた。
(おい?まさか、もしかして……)
そして、ミャーは寝室の扉を入る前にもう一度俺を振り返ると勝ち誇ったような顔をした。
(……アイツ、ワザと帰ってきたんだ)
そうだ。何故気づかなかったんだろうか。美弥の話では夜でていったミャーは、決まって朝帰りするという話だった。
(まさか、この俺のライバルがこんなすぐ側にいたなんてな。おまけに強敵だ……)
俺は既にぐっすり眠っている美弥の隣に寄り添って甘えて眠るミャーを見つめながら、ガックリと肩をおとした。
(待ってろよ、美弥……明日にでも抱いてやるからなっ)
とはいえ現在の俺の記録──3ヶ月と5日。俺の禁欲生活はまだまだ記録を更新しそうだ。

🐱❤️🐆……🐈 おしまい。
2023.3.10 遊野煌
※フリー素材です。
ミャーは立ち止まると、尻尾を立てて、フーッと俺に向かって威嚇する。
「わっ、何だよっ。大体な、空気読めよ!お前があと10分でいいから遅ければ、美弥抱けたんだからな!今頃俺は、好きな女抱いて久しぶりに満たされてたんだからな!」
ミャーはバカにしたように俺の周りとくるんと一周すると「ニャーン」と捨て台詞を吐いた。
(おい?まさか、もしかして……)
そして、ミャーは寝室の扉を入る前にもう一度俺を振り返ると勝ち誇ったような顔をした。
(……アイツ、ワザと帰ってきたんだ)
そうだ。何故気づかなかったんだろうか。美弥の話では夜でていったミャーは、決まって朝帰りするという話だった。
(まさか、この俺のライバルがこんなすぐ側にいたなんてな。おまけに強敵だ……)
俺は既にぐっすり眠っている美弥の隣に寄り添って甘えて眠るミャーを見つめながら、ガックリと肩をおとした。
(待ってろよ、美弥……明日にでも抱いてやるからなっ)
とはいえ現在の俺の記録──3ヶ月と5日。俺の禁欲生活はまだまだ記録を更新しそうだ。

🐱❤️🐆……🐈 おしまい。
2023.3.10 遊野煌
※フリー素材です。


