私のボディーガード君
カラオケ店に行くと、受付カウンターの所に顔なじみの女性店員、花里さんがいた。二十代半ばぐらいで、ややぽっちゃりの丸顔で笑顔が可愛らしい子だ。
「佐伯様、昨夜は大丈夫でしたか?」
花里さんが心配そうな表情を浮かべた。
「なんとか。昨夜は私、迷惑かけましたよね?」
「いいえ。そんなに迷惑ではなかったです」
花里さんが苦笑を浮かべる。
きっと迷惑だったんだ。
記憶がない程、飲んでいたんだものね。
あれ? 私、お会計したかしら?
「花里さん、私、ちゃんとお会計してた?」
「はい。お代はきちんと頂きましたよ。チップだと言って500円玉も頂きました」
ニコッと花里さんが可愛らしい笑みを浮かべた。
恥ずかしい。酔った時によくやるのよね。
「本当、ごめんなさい」
手を合わせて花里さんを見ると、微笑んでくれた。
「佐伯様、気にしないで下さい。本日は何時間のご利用になりますか?」
「あ、今日は歌いに来たのではなくて、あの、昨夜の事を聞きたくて」
花里さんが意外そうにブラウン色の眉を上げた。
「佐伯様、昨夜は大丈夫でしたか?」
花里さんが心配そうな表情を浮かべた。
「なんとか。昨夜は私、迷惑かけましたよね?」
「いいえ。そんなに迷惑ではなかったです」
花里さんが苦笑を浮かべる。
きっと迷惑だったんだ。
記憶がない程、飲んでいたんだものね。
あれ? 私、お会計したかしら?
「花里さん、私、ちゃんとお会計してた?」
「はい。お代はきちんと頂きましたよ。チップだと言って500円玉も頂きました」
ニコッと花里さんが可愛らしい笑みを浮かべた。
恥ずかしい。酔った時によくやるのよね。
「本当、ごめんなさい」
手を合わせて花里さんを見ると、微笑んでくれた。
「佐伯様、気にしないで下さい。本日は何時間のご利用になりますか?」
「あ、今日は歌いに来たのではなくて、あの、昨夜の事を聞きたくて」
花里さんが意外そうにブラウン色の眉を上げた。