私のボディーガード君
母と顔を合わせてから胃がキリキリと痛んだ。きっとストレスだ。
痛みに我慢できず、空き時間に大学の外に出て、近くの伊藤クリニックに駆け込んだ。
伊藤先生は少しふくよかな体型の女医さんで、いつも安心感をくれる人だ。年齢は私より10歳ぐらい上だと聞いた事がある。
診察室に行くと、伊藤先生に「佐伯さん、ストレス?」と聞かれた。
それでいつものようにストレスの原因を話した。うんうんと静かに伊藤先生が聞いてくれる。10分ぐらい話すと胃の痛みが半分ぐらい減った。
「いつもの胃薬一週間分、処方しておきますね。佐伯さん、ストレス溜めこんじゃダメよ。大好きなカラオケでも行って、発散しておいでね」
伊藤先生が処方箋を渡しながら、ニコッと笑ってくれる。先生の笑顔を見るとほっとする。
先生にお辞儀をして、診察室を出ると、待合室のソファに知っている人物が座っていた。
「妃奈子さん」
無視して通り過ぎようとしたら声をかけられた。その声を聞いてまた胃がキリキリと痛む。
「浅羽さん」
浅羽と顔を合わせたのはクリスマスイブ以来だった。
痛みに我慢できず、空き時間に大学の外に出て、近くの伊藤クリニックに駆け込んだ。
伊藤先生は少しふくよかな体型の女医さんで、いつも安心感をくれる人だ。年齢は私より10歳ぐらい上だと聞いた事がある。
診察室に行くと、伊藤先生に「佐伯さん、ストレス?」と聞かれた。
それでいつものようにストレスの原因を話した。うんうんと静かに伊藤先生が聞いてくれる。10分ぐらい話すと胃の痛みが半分ぐらい減った。
「いつもの胃薬一週間分、処方しておきますね。佐伯さん、ストレス溜めこんじゃダメよ。大好きなカラオケでも行って、発散しておいでね」
伊藤先生が処方箋を渡しながら、ニコッと笑ってくれる。先生の笑顔を見るとほっとする。
先生にお辞儀をして、診察室を出ると、待合室のソファに知っている人物が座っていた。
「妃奈子さん」
無視して通り過ぎようとしたら声をかけられた。その声を聞いてまた胃がキリキリと痛む。
「浅羽さん」
浅羽と顔を合わせたのはクリスマスイブ以来だった。