迷惑をかけた相手になぜか溺愛されたようです。

「ところで、玲也さんの会社はどんなお仕事なんですか?」

すると、なぜか少しの時間沈黙する。

そして、フッと小さく笑いながら話し出した。

「そのうち分かるよ…その時まで内緒にしておくよ。」

なぜ教えてくれないのだろう。

もしかしたら、人に言えないような仕事なのだろうか?
あまりつっこんで聞くのも良くないと思った唯は、作り笑いをした。

「ハハハッ…ごめんなさい。私がそこまで知る必要ないですよね。」

「近いうちに…きっとわかるよ。」

なぜか、玲也に自分の仕事のことはうやむやにされたが、知らないほうが良い事もあると、唯は質問したことに後悔していた。

しかし、なにか隠しているような玲也の表情や口ぶりが、妙に気になるのだった。
それに、私の会社の名前を聞いて、なぜあんなにも驚いたのだろうか?

< 25 / 110 >

この作品をシェア

pagetop