捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
「なんで、騒ぐの?」
「だって、この家に人が来るってめったにないんだもの。なんとかして、私の存在を察知してもらおうと思って……」
幽霊屋敷に好き好んでくる人はそうそういないと思う。幽霊を祓って名を挙げようとする神官か、それこそイオレッタみたいな物好きぐらい。
「どうする? 天に還りたいしたいのなら、この人が手を貸してくれるけれど。祓うのは無理でも、お互いの意思があれば送ることはできるのでしょう?」
「できるよ。彼女に天に還る気があって、普通の葬儀と同じ手順でよければ、だけど」
レオニードは神官なので、葬儀を取り仕切ることもできるのだ。
「やだー、やだやだやだー、まだ天に還りたくないー」
これで片付いたと思っていたら、今度は天井をごろごろと転がり始めた。幽霊なのだから、さっさと次の世界に行けばいいのに。
「だいたいなんだってあなたここに残っているの? 恋人もいたんじゃなかったの?」
「あー……」
「だって、この家に人が来るってめったにないんだもの。なんとかして、私の存在を察知してもらおうと思って……」
幽霊屋敷に好き好んでくる人はそうそういないと思う。幽霊を祓って名を挙げようとする神官か、それこそイオレッタみたいな物好きぐらい。
「どうする? 天に還りたいしたいのなら、この人が手を貸してくれるけれど。祓うのは無理でも、お互いの意思があれば送ることはできるのでしょう?」
「できるよ。彼女に天に還る気があって、普通の葬儀と同じ手順でよければ、だけど」
レオニードは神官なので、葬儀を取り仕切ることもできるのだ。
「やだー、やだやだやだー、まだ天に還りたくないー」
これで片付いたと思っていたら、今度は天井をごろごろと転がり始めた。幽霊なのだから、さっさと次の世界に行けばいいのに。
「だいたいなんだってあなたここに残っているの? 恋人もいたんじゃなかったの?」
「あー……」