捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
「元気そうだな」
「元気ですよー。あちこち片付けようと思ったら、楽しくなっちゃって。家具もいい感じのものを揃えられましたしね」
全部中古ですけど、と笑いながらイオレッタはクライヴの前にティーカップを置いた。
「私も元気―」
なぜか、もう二つカップがトレイに載っている。イオレッタの前にひとつ、そして、ゼルマの前にもひとつ。
「ゼルマに出す必要あるのか……?」
「気分! きーぶーん!」
ずいぶんと自由奔放な幽霊である。たしかに、自分だけ飲み物がないのはつまらないだろうが。というか、このゼルマと同居しているのだからイオレッタはやはりたいしたものなのかもしれない。
「君が楽しく過ごしているなら、それでいいんだ。しばらく組合には顔を出さない予定か?」
「明後日には行こうと思ってます。治療所で待機の日なんですよね……クライヴさんには感謝しなくちゃ。私、ロシードに来られてよかったと思ってるんですよ」
「……そ、そうか?」
「元気ですよー。あちこち片付けようと思ったら、楽しくなっちゃって。家具もいい感じのものを揃えられましたしね」
全部中古ですけど、と笑いながらイオレッタはクライヴの前にティーカップを置いた。
「私も元気―」
なぜか、もう二つカップがトレイに載っている。イオレッタの前にひとつ、そして、ゼルマの前にもひとつ。
「ゼルマに出す必要あるのか……?」
「気分! きーぶーん!」
ずいぶんと自由奔放な幽霊である。たしかに、自分だけ飲み物がないのはつまらないだろうが。というか、このゼルマと同居しているのだからイオレッタはやはりたいしたものなのかもしれない。
「君が楽しく過ごしているなら、それでいいんだ。しばらく組合には顔を出さない予定か?」
「明後日には行こうと思ってます。治療所で待機の日なんですよね……クライヴさんには感謝しなくちゃ。私、ロシードに来られてよかったと思ってるんですよ」
「……そ、そうか?」