捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
セルヴィハがドラゴンの姿へと変化する。イオレッタの腰を掴んだクライヴは、そのままセルヴィハの背中に飛び乗った。
「手、手を貸せって……!」
そんなことを言われても。ぐんぐんと上昇していったセルヴィハは、渦を巻いている竜巻の上まで上り詰めた。
「どうしろと!」
なんとかしたいのはやまやまだけれど、この状況でどうしろと言うのだ。
「語りかけろ、イオレッタ。君は――精霊師なんだろう? きっと、今の精霊神でも、君の声なら届く」
クライヴの言う通りなのだろうか。
(ううん、このままじゃ被害がどこまで広がるかわからない……)
イオレッタは、語り掛けた。
「精霊神様、どうか鎮まってください。悪いことをした人達には、全員罰をうけてもらいますから」
懸命に話し続ける。イオレッタの言葉が、精霊神に届いているかどうかはわからないけれど。
「駄目です、届いてません……!」
「諦めるな! もう一度!」
「わ、わかりました……精霊神様、お願いします! 悪い人達はちゃんと罰を受けますから……!」
「手、手を貸せって……!」
そんなことを言われても。ぐんぐんと上昇していったセルヴィハは、渦を巻いている竜巻の上まで上り詰めた。
「どうしろと!」
なんとかしたいのはやまやまだけれど、この状況でどうしろと言うのだ。
「語りかけろ、イオレッタ。君は――精霊師なんだろう? きっと、今の精霊神でも、君の声なら届く」
クライヴの言う通りなのだろうか。
(ううん、このままじゃ被害がどこまで広がるかわからない……)
イオレッタは、語り掛けた。
「精霊神様、どうか鎮まってください。悪いことをした人達には、全員罰をうけてもらいますから」
懸命に話し続ける。イオレッタの言葉が、精霊神に届いているかどうかはわからないけれど。
「駄目です、届いてません……!」
「諦めるな! もう一度!」
「わ、わかりました……精霊神様、お願いします! 悪い人達はちゃんと罰を受けますから……!」