捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
旅を続けること十日。
ついにクライヴ達が本拠地としているロシードにやってきた。
領主に変わってあたりを治めている代官が暮らしている場所ということもあり、ロシードの周囲はぐるりと壁に囲まれている。いざという時には守りを固めることのできる造りでもあった。
ロシードに入るには、門のところで審査を受ける必要がある。ゴルフィアではそこまで厳しくなかったけれど、代官の暮らす街はどうだろう。
門の前には、町に入るための審査を受ける人がずらりと並んでいる。御者台に座ったタデウスは、馬車をそちらに向けた。
「あれ、戻ってきたのか」
「ああ。ここが本拠地だからな」
どうやらクライヴ達と門番は顔見知りらしい。イオレッタの方を見て、「新しいメンバーか?」と首を傾げている。
「や、彼女はここまで同行してきた冒険者。回復魔術を使うことのできる精霊使いだ」
「おお、それは助かるな!」
なんてクライヴと門番が会話を交わしているあたり、気安い仲なのは間違いない。
ついにクライヴ達が本拠地としているロシードにやってきた。
領主に変わってあたりを治めている代官が暮らしている場所ということもあり、ロシードの周囲はぐるりと壁に囲まれている。いざという時には守りを固めることのできる造りでもあった。
ロシードに入るには、門のところで審査を受ける必要がある。ゴルフィアではそこまで厳しくなかったけれど、代官の暮らす街はどうだろう。
門の前には、町に入るための審査を受ける人がずらりと並んでいる。御者台に座ったタデウスは、馬車をそちらに向けた。
「あれ、戻ってきたのか」
「ああ。ここが本拠地だからな」
どうやらクライヴ達と門番は顔見知りらしい。イオレッタの方を見て、「新しいメンバーか?」と首を傾げている。
「や、彼女はここまで同行してきた冒険者。回復魔術を使うことのできる精霊使いだ」
「おお、それは助かるな!」
なんてクライヴと門番が会話を交わしているあたり、気安い仲なのは間違いない。