捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
ロシードに来るのが初めてのイオレッタは、馬車の後ろににじり寄り、入り口に垂らされている布を持ち上げて外の様子を眺めていた。
「ああ、やっぱり人が多いと街の光景も変わりますねぇ! 素敵!」
「だろ? ゴルフィアも悪くないけどな!」
と、なぜかクライヴは自慢顔。
夕方間近となった今、行き交う人達は皆忙しない。街には活気があふれていて、ここは栄えているのだと如実に伝えてくる。
店先に並ぶ商品も豊富で、馬車の中から確認できる範囲では、適正価格。この街にしばらく滞在するのも悪くなさそうだ。
「冒険者組合まで送ってやる。俺達も戻った連絡はしないといけないからな」
「ありがとうございます」
クライヴが付き添ってくれると言うので、ありがたくそれを受け入れる。彼らと一緒に行けば、ブライアンのような問題が起こることも少ないだろうし。
イオレッタの目論見通り、クライヴ達が一緒に来てくれたので、からまれることなく滞在届を出すことができた。
(……こっちに転送されてくるから問題はないわね)
「ああ、やっぱり人が多いと街の光景も変わりますねぇ! 素敵!」
「だろ? ゴルフィアも悪くないけどな!」
と、なぜかクライヴは自慢顔。
夕方間近となった今、行き交う人達は皆忙しない。街には活気があふれていて、ここは栄えているのだと如実に伝えてくる。
店先に並ぶ商品も豊富で、馬車の中から確認できる範囲では、適正価格。この街にしばらく滞在するのも悪くなさそうだ。
「冒険者組合まで送ってやる。俺達も戻った連絡はしないといけないからな」
「ありがとうございます」
クライヴが付き添ってくれると言うので、ありがたくそれを受け入れる。彼らと一緒に行けば、ブライアンのような問題が起こることも少ないだろうし。
イオレッタの目論見通り、クライヴ達が一緒に来てくれたので、からまれることなく滞在届を出すことができた。
(……こっちに転送されてくるから問題はないわね)