捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
どうせ、あくせく働く必要はないのだ。今日のところはロシードに戻り、街中をぶらぶらして過ごそう。
イオレッタが冒険者組合に戻ると、そこには深刻な顔をした男性がいた。
薬草の香りが服に染みついているということは、医師か薬師だろうか。
「ああ、イオレッタさん。薬草、採取できました?」
「いいえ。群生地に行ったら、ほぼ取りつくされてしまっていて……別のところも行ってみたんですけど、これ以上荒らすのはよくない気がして。だから、今回はこれだけです」
「なるほどー」
ほとんど空のままの袋をカウンターに置くと、中にいる職員は、顎に手を当てた。
彼女は、イオレッタがロシードに来た時、最初に担当してくれた職員で、マーガレットという。彼女の対応が心地よかったので、なんとなく毎回彼女に対応をお願いしていた。
イオレッタがマーガレットに薬草を渡すのを見ていた男性が、するするとこちらに近づいてきた。
「冒険者達に、取りつくすなって指導はしてるんですよね?」
イオレッタが冒険者組合に戻ると、そこには深刻な顔をした男性がいた。
薬草の香りが服に染みついているということは、医師か薬師だろうか。
「ああ、イオレッタさん。薬草、採取できました?」
「いいえ。群生地に行ったら、ほぼ取りつくされてしまっていて……別のところも行ってみたんですけど、これ以上荒らすのはよくない気がして。だから、今回はこれだけです」
「なるほどー」
ほとんど空のままの袋をカウンターに置くと、中にいる職員は、顎に手を当てた。
彼女は、イオレッタがロシードに来た時、最初に担当してくれた職員で、マーガレットという。彼女の対応が心地よかったので、なんとなく毎回彼女に対応をお願いしていた。
イオレッタがマーガレットに薬草を渡すのを見ていた男性が、するするとこちらに近づいてきた。
「冒険者達に、取りつくすなって指導はしてるんですよね?」