推しは策士の御曹司【クールな外科医と間違い結婚~私、身代わりなんですが!】スピンオフ
私が黙っていると「無理にとは言わないけどね」と、言ってまた世間話に戻そうとしている。ツンデレ芽愛ちゃんの思いやりに心が温かくなって不意に泣きそうになってしまった。
心弱ってる。これに尽きる。
「ありがとう」
「いいよ。本当にしゃべらなくても」
「自分でも何がどうなっているのかわからないけれど」
「うん」
ファミレスで芽愛ちゃんと向き合って、私は言葉を選びながらゆっくりと話し出す。
「私は専務が好きなの」
自分で出した言葉に引いた。いやストレートすぎたでしょう。言葉選んでないし。
「まぁ、うちのホテルの女の子はみんな好きだよね」
それがどうした的に芽愛ちゃんはそう言った。
「ずっと憧れていたの。海外と国内にホテルを持つハイスぺ御曹司なんて、憧れるだけの存在で、同じ建物に居るだけでおこがましいというのか、同じ地球上に住ませていただいてありがとうございますって感じの憧れだったの」
「ガチ過ぎだわ」
「否定しない」間違いなく推しですから。
「でもさ、でも、でもね」
どちらかといえば浮かれない、のほほんクール系キャラと思われがちだったので、私の熱い想いに多少焦り気味の芽愛ちゃんだった。いや、それはそうでしょう。ごめんなさい。
「でもね、それはそれでいいんじゃない?憧れるだけなら双方被害はない。ストーカーしてるわけじゃないでしょう」
「そんなことしない!迷惑かけてはいけないし」
「声が大きい」
「ごめん」
芽愛ちゃんの中では想定外の会話だろう。でも一生懸命考えて話を続けていてくれた。
心弱ってる。これに尽きる。
「ありがとう」
「いいよ。本当にしゃべらなくても」
「自分でも何がどうなっているのかわからないけれど」
「うん」
ファミレスで芽愛ちゃんと向き合って、私は言葉を選びながらゆっくりと話し出す。
「私は専務が好きなの」
自分で出した言葉に引いた。いやストレートすぎたでしょう。言葉選んでないし。
「まぁ、うちのホテルの女の子はみんな好きだよね」
それがどうした的に芽愛ちゃんはそう言った。
「ずっと憧れていたの。海外と国内にホテルを持つハイスぺ御曹司なんて、憧れるだけの存在で、同じ建物に居るだけでおこがましいというのか、同じ地球上に住ませていただいてありがとうございますって感じの憧れだったの」
「ガチ過ぎだわ」
「否定しない」間違いなく推しですから。
「でもさ、でも、でもね」
どちらかといえば浮かれない、のほほんクール系キャラと思われがちだったので、私の熱い想いに多少焦り気味の芽愛ちゃんだった。いや、それはそうでしょう。ごめんなさい。
「でもね、それはそれでいいんじゃない?憧れるだけなら双方被害はない。ストーカーしてるわけじゃないでしょう」
「そんなことしない!迷惑かけてはいけないし」
「声が大きい」
「ごめん」
芽愛ちゃんの中では想定外の会話だろう。でも一生懸命考えて話を続けていてくれた。