推しは策士の御曹司【クールな外科医と間違い結婚~私、身代わりなんですが!】スピンオフ
「ここは海外じゃありません。TPOを考えて、ほら、咲月さんが困ってる」
私の心の中を全て玲菜さんが伝えてくれると、専務は「咲月さん困ってました?」と私に聞くので、私は素直に「はい」と即答した。すると長田さんと玲菜さんは笑って「ほらねー」と言い、場は和んで私の緊張も解けてゆく。
「大下さんからいつも咲月さんの話を聞いているから、初対面の感じがしない」
「たしかに。大下の話している通り可愛い子だね。もったいない」
「僕の咲月さんに手を出さないように」
私の話をしている?三人の仲良しトークに驚いてしまった。
「悪い話はしてませんよ。どれだけ咲月さんが可愛くて僕が夢中になっているか……って話です」
しれっと言われて顔が赤くなった。
「それは本当の話だから安心してね。大下さんは優しいイケメンさんだけど、強引でマイペースでお坊ちゃまだから話が通じないくて、困ることもあると思う」
「全て金と笑顔で丸め込むし」ボソッと長田さんが言うと、珍しくムッとした顔をする。推しのそんな表情も可愛いと思ってしまう重症な私です。
「何か大下さんで困ったことがあれば、私たちに連絡してね。怒ってあげるから」そう言われて「ありがとうございます」と、心からの声を出すと、長田さんが胸ポケットから名刺を一枚渡してくれた。えっ!お医者様なの。うわぁエリート。顔が良くてお医者様って、これは私の推しも負けそうな勢い。そしてきっと玲菜さんをとても愛してる。玲菜さんも長田さんを愛しているのだろう。ふたりの雰囲気でなんとなく感じてしまう。
私のイチオシ専務が大逆転できなかったのは、専務がどうこうではなくて、玲奈さんにとって長田さんが最強の推しだったってことなのだろう。
「また今度四人で食事でもしよう」
「楽しみにしてる。咲月さん、その時に大下さんに困っていることとか、苦情があれば私たちに言ってね」
優しく誘ってくれたので丁寧にお礼を言い、おふたりは行ってしまった。
「舞台を見に行く予定があって、その前に寄ったようですよ」
専務がそう言いながら肩を抱こうとするので「職場ではセクハラです」と、言わせてもらった。
すると絶望的な顔で「ごめんなさい」と謝ってきたのでクスリと笑う。私が笑うと専務も安心したように笑顔になった。
私の心の中を全て玲菜さんが伝えてくれると、専務は「咲月さん困ってました?」と私に聞くので、私は素直に「はい」と即答した。すると長田さんと玲菜さんは笑って「ほらねー」と言い、場は和んで私の緊張も解けてゆく。
「大下さんからいつも咲月さんの話を聞いているから、初対面の感じがしない」
「たしかに。大下の話している通り可愛い子だね。もったいない」
「僕の咲月さんに手を出さないように」
私の話をしている?三人の仲良しトークに驚いてしまった。
「悪い話はしてませんよ。どれだけ咲月さんが可愛くて僕が夢中になっているか……って話です」
しれっと言われて顔が赤くなった。
「それは本当の話だから安心してね。大下さんは優しいイケメンさんだけど、強引でマイペースでお坊ちゃまだから話が通じないくて、困ることもあると思う」
「全て金と笑顔で丸め込むし」ボソッと長田さんが言うと、珍しくムッとした顔をする。推しのそんな表情も可愛いと思ってしまう重症な私です。
「何か大下さんで困ったことがあれば、私たちに連絡してね。怒ってあげるから」そう言われて「ありがとうございます」と、心からの声を出すと、長田さんが胸ポケットから名刺を一枚渡してくれた。えっ!お医者様なの。うわぁエリート。顔が良くてお医者様って、これは私の推しも負けそうな勢い。そしてきっと玲菜さんをとても愛してる。玲菜さんも長田さんを愛しているのだろう。ふたりの雰囲気でなんとなく感じてしまう。
私のイチオシ専務が大逆転できなかったのは、専務がどうこうではなくて、玲奈さんにとって長田さんが最強の推しだったってことなのだろう。
「また今度四人で食事でもしよう」
「楽しみにしてる。咲月さん、その時に大下さんに困っていることとか、苦情があれば私たちに言ってね」
優しく誘ってくれたので丁寧にお礼を言い、おふたりは行ってしまった。
「舞台を見に行く予定があって、その前に寄ったようですよ」
専務がそう言いながら肩を抱こうとするので「職場ではセクハラです」と、言わせてもらった。
すると絶望的な顔で「ごめんなさい」と謝ってきたのでクスリと笑う。私が笑うと専務も安心したように笑顔になった。