俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う

麗子の頬とおでこにキスを落とした。

「無理しやがって」

蓮一筋なら、経験だってないんだろうに全く。

楓は麗子に無理をさせたくなかった。

麗子の色っぽい姿に欲情した自分が情けなかった。

美希に対する気持ちが吹っ切れていない状況で、麗子を抱くことは出来ない。

俺は何をしてるんだ。

それから、麗子は必要以上に買い物をした。

「楓、これ買ってもいい」

「この間、同じようなの買ったばかりだろ」

「同じじゃないわよ、欲しいの」

楓は大きなため息をついた。

そんな時、ボーナスの時期がやってきた。

結婚前は自分のご褒美にと腕時計や、車を購入した。

麗子と結婚後は、カードで買い物した支払いに当てていた。

麗子の誕生日は十二月、そしてすぐにクリスマスがやってくる。

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