俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
俺は何をしてるんだ、あんな事言うなんて……

リビングにも行くと、美希はいなかった。

テーブルに「子供たちを迎えに行ってきます」とメモがあった。

蓮は自分自身を責めた。

また、嫉妬してしまった。

美希は明るくて、可愛い、実年齢よりも若く見える。

それを美希自身が気づいていない。

出来る事なら、部屋に閉じ込めて、誰の目にも触れさせたくねえ。

蓮がこれほど美希に愛情を注いでいることを美希は気づいていないのだ。

蓮は冷たいシャワーを浴びて、気持ちをクールダウンさせた。

そのうち、蓮也と美蓮の元気な声が聞こえた。

「パパ、ただいま」

「ただいま」

蓮はシャワールームから首にバスタオルをかけて、上半身裸で出てきた。

「おかえり、東條はいっぱい遊んでくれたか」

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