俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
「蓮さんの気持ちも考えずに、ごめんなさい」

美希は蓮のたくましい上半身に自分の気持ちが高揚していくのを感じていた。

「パパとママはこれで仲直りだね」

「そうだな、みんなでママを手伝おう」

蓮の美希に対する嫉妬は生涯続きそうだ。

そんな矢先、蓮也の小学校で父親参観が行われた。

「パパ、来てくれる」

「ああ、もちろん行くぞ」

蓮は注目の的だった。

「蓮也くんのパパ、かっこいいね」

クラスの友達は口々に褒めてくれた。

蓮也は鼻高々だった。



美希は喫茶店の仕事で、この日は全て蓮に頼んでいた。

仕事が終わり、マンションに戻ると、蓮也と美蓮が出迎えてくれた。

「ママ、お帰り」

「お帰り」

蓮也も美蓮も美希に抱きついてきた。

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