俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
その日の夜、ベッドに入ると、美希を引き寄せた。

美希はビクッとして身体を震わせた。

蓮のたくましい上半身が脳裏を掠めて頬を染めた。

「美希、何かあるんなら遠慮せずに言ってくれ、俺は美希を手伝うと
子供たちに約束したからな」

美希はしばらく黙っていた。

この間、蓮がヤキモチを妬いて、美希を抱こうとして、拒否されて以来

蓮は美希を抱いていない。

美希はずっと不安だった。

蓮さん、あれ以来私を求めてこない。

「ごめん、仕事だったから疲れたよな、寝るとするか」

蓮は美希に背を向けた。
蓮さん、私を嫌いになったんですか、私は蓮さんのたくましい胸に抱かれたいのに……

美希は蓮の背中に頬を寄せた。

蓮は背中に美希を感じて、美希を抱きたい気持ちが堪えられなくなった。

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