もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
そうか。
そういうことだったんですね。
別にわんこ獣人でなくても。
しっぽを使わなくても。
誰でもできる催眠術だったとは。
美記ちゃんに、ミルキー様の正体がバレてしまったのかと焦っちゃいました。
良かった、良かった。
はぁぁぁ~ ひと安心。
「そういえば休み時間に、ミルキーが誰かにメッセ送ってたよ。海花にじゃない?」
私宛ならいいな。
そう願いながら、バックの中からスマホを取り出す。
本当だ。
ミルキー様からメッセージが届いてる。
私はハートをスキップさせながら、画面をクリック。
「今夜も部屋で待ってるから。話したいことがあるんだ。絶対に来てね……かぁ。青春だねぇ~」
「みみみ……美記ちゃん! 勝手に読まないでください!」