浮気されたら、エリート整形外科医に溺愛されました【完】
こんな風に断ってくれたのも、きっと私が陰で努力をしてきた結果だ。

私が痩せてきれいになってきたから、いよいよ惚れ直した……とか?
今夜は激しく燃え上がる夜になったりして。

いろいろな妄想を頭の中で膨らませながら、今日の夕食の支度にとりかかる。

今夜は、望さんの大好物のからあげ。
いつもよりちょっと高い鶏肉を購入したし、絶品に仕上がることまちがいなしだ。

気分ルンルンでからあげを作っていると、近くに置いてあったスマホが震え、メッセージを受信した。
『あと30分くらいで帰れそう』という、望さんからのメッセージ。

どんなに帰りが遅くなっても、必ずこうしてメッセージを送ってくれる望さんは、マメだと思う。


「愛加、愛斗、もうすぐパパ帰ってくるよ」

「わぁい! きょうはおしごとおわるのはやいんだもんねー!!」

「きょうは、まなととさきにあぞぶのー!!」


飛び跳ねながらパパの帰りを楽しみに待っている愛加と愛斗。

就寝時間が早い2人は、望さんの帰りが遅いと顔を見ることもできないため、なかなか遊ぶ時間がない。
なので、今日は2人にとっても最高の日なんだろう。 喜んでいることが、私にまで伝わってくる。
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