浮気されたら、エリート整形外科医に溺愛されました【完】
私が2、3歳の時なんて、特になにも考えずに過ごしていたし、医療に興味を持ったのも高校生になった頃だったし。

でも、まさか私がこんなにハイスペックな男性と結婚するなんて思っていなかったけれど。
人生は、本当なにが起こるかわからない。


「さぁ、着いたよ」

「えー!! ここどこー?」

「おさかなやさんじゃなーい」


子どもたちの将来の夢を聞いているうちに、どうやら目的地に到着したみたい。

やって来たのは、高級レストランや高級ブランドショップが並ぶ繁華街。
いったい、こんなところでなにを予定しているのだろうか。


「愛加、愛斗。 おいで? 危ないから、パパが抱っこしてあげよう」

「「わかったー!!」」


元気よく返事をして、シートベルトを外してから後部座席でパパを待つ2人。

助手席に座っていた私もシートベルトを外して車を降りると、後部座席のスライドドア側へと回った。


「望さん……今日は、いったいどんな予定なんですか?」

「もうすぐわかるよ。 それにしても、水姫はなかなかの鈍感だね」

「……え?」


子どもたちを抱きかかえてから、予約してあるであろうお店へと歩いて行く望さん。
わけがわからないまま、私はその後ろをついて行く。

……私が、鈍感?

望さんがそう言ったということは、今日は私に関するなにかということなのだろうか。
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