浮気されたら、エリート整形外科医に溺愛されました【完】
「どうしても、今日しかスケジュール調整ができなくて。 1日早いけれど、家族みんなでお祝いしよう」

「嬉しい……! ありがとうございます」


望さんの気持ちが嬉しくて嬉しくて、涙が溢れてしまいそうになる。

私の誕生日だとわかった子どもたちも、パチパチ手を叩きながら「ママ、おめでとう!!」と言ってくれている。


あぁ……私はきっと、世界一の幸せ者だ。


大好きな人たちに囲まれて、1年に1度しかない誕生日をお祝いしてもらっている。
こんなに幸せなことが、あってもいいのだろうか。


「いくつになっても、こうしてお祝いしよう。 水姫にとっても、俺にとっても大切な日だから」

「はい……! ありがとうございます」


涙ながらにそう言って、食事がスタートした。

私たちは高級食材を使ったフランス料理のフルコース、子どもたちにはお子様ランチが用意されていて。
初めて見る豪華なお子様ランチに、愛加も愛斗も大喜びだった。

今までで1番幸せな誕生日。
今日はきっと、私にとって人生で1番の思い出になる。 そう思ったーーー。


* * *
 
そしてその夜。 久しぶりの、夫婦の時間。
前に愛し合ったときから少し時間が空いていて、なんだか緊張してしまう。

そんな緊張を和らげてくれるかのように、望さんは私の身体中にキスを落としていく。
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