世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「何よっ」

「地雷です」

「えっ……ンッ」

俺は梅子の唇を覆うようにぱくりと食べた。今は車内に二人きりとはいえ業務時間内で、現場にトイレセットを持っていく途中であり、煩悩及び幼稚な嫉妬なんてモノしちゃいけないのは重々承知の上だ。それでも俺の幼稚な嫉妬は梅子のことになれば制御不能だ。

「な、なにすんのよっ!」

「アイツの前だからって御堂って呼ぶな」

「え?そんなこと……で怒った、の?」

「悪い?そうですよ、ガキですみませんね。俺自分でも知らなかったですけど梅子さんのことになるとすぐヤキモチ妬くんで特に言葉使いは気を付けてくださいね。次アイツの前で御堂くんなんて呼んだら、アイツの目の前で口塞ぐんで」

「なっ……」

口をパクパクとさせて顔を真っ赤にしている梅子を見ながら、俺はご機嫌でハンドルを握りなおした。

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