世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
無事に現場である『メゾン・ド・ミャー』のトイレ施工を終えた俺たちは、会社に戻りトラックを返すと直ぐに電車に乗った。いつもの駅に着いて改札を潜りながら手元の時計を見れば、もう二十一時を回っている。
「腹減りましたね」
「だね、お昼からコーヒーしかお互い飲んでないもんね」
「ですね」
俺はり気なく左手で梅子の掌を握った。すぐに梅子がこちらに顔を向ける。
「両想いなんで」
「急にそういわれても……返し方が分かんないじゃない……」
梅子はよく俺がこうして強引な態度をとると決まって頬を赤らめる。
(もしかして……こんな綺麗なのに、意外と経験人数少ない?)
「気持ち悪いわね、何よ、じっと見て」
「あ、言っちゃっていいすか?」
「何?」
「梅子さんって経験人数何人なんすか?」
梅子が立ち止まると俺の足を蹴った。
「痛って!何すんすか!」
「こっちのセリフよ。女性には年と経験人数聞いちゃいけないもんなんだからっ」
「いいじゃん、別に教えてくれたって」
いややっぱり知らなくてよかったのかもしれない。俺は梅子の手を握りなおしながら夜空に浮かぶ月を眺めた。
(梅子さんの初めて奪ったヤツとか今すぐ気絶するまで殴ってやりてぇ……)
俺は無意識に眉間に皺を寄せた。
「腹減りましたね」
「だね、お昼からコーヒーしかお互い飲んでないもんね」
「ですね」
俺はり気なく左手で梅子の掌を握った。すぐに梅子がこちらに顔を向ける。
「両想いなんで」
「急にそういわれても……返し方が分かんないじゃない……」
梅子はよく俺がこうして強引な態度をとると決まって頬を赤らめる。
(もしかして……こんな綺麗なのに、意外と経験人数少ない?)
「気持ち悪いわね、何よ、じっと見て」
「あ、言っちゃっていいすか?」
「何?」
「梅子さんって経験人数何人なんすか?」
梅子が立ち止まると俺の足を蹴った。
「痛って!何すんすか!」
「こっちのセリフよ。女性には年と経験人数聞いちゃいけないもんなんだからっ」
「いいじゃん、別に教えてくれたって」
いややっぱり知らなくてよかったのかもしれない。俺は梅子の手を握りなおしながら夜空に浮かぶ月を眺めた。
(梅子さんの初めて奪ったヤツとか今すぐ気絶するまで殴ってやりてぇ……)
俺は無意識に眉間に皺を寄せた。