世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
俺は梅子の部屋に入りジャケットを脱ぐと、いつもの癖でワイシャツの袖を捲った。
「俺もなんか手伝いますよ?」
「もう!世界くんが手伝ったら意味ないでしょ、今日は私が作るって約束したんだからっ」
(まぁ、そうだけど、隣同士でキッチンにたつのも恋人同士の醍醐味っていうか……って言っても無駄だろうな、頑固だから……)
梅子は自分のジャケットをハンガーラックに掛けると冷蔵庫を覗きながらすぐに印籠マークの割烹着を羽織った。
「え?割烹着すか?それも印籠?」
「いいでしょ?暴れすぎ将軍のファン限定発売で千着限りのプレミアムものよ。ん?……何よ?ジロジロみて。あ!これだけは絶対にあげないからねっ」
「……だいじょうぶっす」
「なんだ、欲しいのかと思ったじゃない。良かった」
(いらねーよ……)
梅子はよほど割烹着がお気に入りな様子で鼻歌交じりに豚肉をきると、フライパンに入れ木杓子で炒め始める。豚肉を炒めながらそこにキムチをいれるのが見えた。
「豚キムチチャーハン?」
「さすが世界くん、正解」
梅子が俺の方に向かって、くるりと振り返ると木杓子を振った。
「私、辛いもの好きで、豚キムチチャーハンは得意なのっ、ていっても全材料ぶち込むだけなんだけど……あっ」
「どうしたんすか?」
「ごめん、世界くん……辛いの苦手じゃない?」
俺は心の中で口角をあげた。
「あ…んま辛いと苦手かも?」
「え……どうしよ、味見してみる?辛かったら、うーん砂糖?」
俺は立ち上ると直ぐに梅子の隣に並んだ。
「先に梅子さん味見してみてよ。そのあと俺もする」
「え?私が味見するの?」
「うん、で味ちょうど良かったら梅子さんの先にプレートによそえばいいでしょ?俺のは砂糖いれたらいいし」
「あ、そっか」
梅子は俺の邪な思惑などまるで気づかずに、スプーンでプライパンの端っこからキムチチャーハンを掬うと口にぱくんといれた。
俺はすかさず狙っていた梅子の唇に嚙みつく。
「……ンンッ!」
「俺もなんか手伝いますよ?」
「もう!世界くんが手伝ったら意味ないでしょ、今日は私が作るって約束したんだからっ」
(まぁ、そうだけど、隣同士でキッチンにたつのも恋人同士の醍醐味っていうか……って言っても無駄だろうな、頑固だから……)
梅子は自分のジャケットをハンガーラックに掛けると冷蔵庫を覗きながらすぐに印籠マークの割烹着を羽織った。
「え?割烹着すか?それも印籠?」
「いいでしょ?暴れすぎ将軍のファン限定発売で千着限りのプレミアムものよ。ん?……何よ?ジロジロみて。あ!これだけは絶対にあげないからねっ」
「……だいじょうぶっす」
「なんだ、欲しいのかと思ったじゃない。良かった」
(いらねーよ……)
梅子はよほど割烹着がお気に入りな様子で鼻歌交じりに豚肉をきると、フライパンに入れ木杓子で炒め始める。豚肉を炒めながらそこにキムチをいれるのが見えた。
「豚キムチチャーハン?」
「さすが世界くん、正解」
梅子が俺の方に向かって、くるりと振り返ると木杓子を振った。
「私、辛いもの好きで、豚キムチチャーハンは得意なのっ、ていっても全材料ぶち込むだけなんだけど……あっ」
「どうしたんすか?」
「ごめん、世界くん……辛いの苦手じゃない?」
俺は心の中で口角をあげた。
「あ…んま辛いと苦手かも?」
「え……どうしよ、味見してみる?辛かったら、うーん砂糖?」
俺は立ち上ると直ぐに梅子の隣に並んだ。
「先に梅子さん味見してみてよ。そのあと俺もする」
「え?私が味見するの?」
「うん、で味ちょうど良かったら梅子さんの先にプレートによそえばいいでしょ?俺のは砂糖いれたらいいし」
「あ、そっか」
梅子は俺の邪な思惑などまるで気づかずに、スプーンでプライパンの端っこからキムチチャーハンを掬うと口にぱくんといれた。
俺はすかさず狙っていた梅子の唇に嚙みつく。
「……ンンッ!」