世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「……俺、駆け引きとか苦手だから、直球で聞くけど……ボスから何て言われたの?」
思わぬ言葉に世界の瞳から一瞬視線を逸らしてしまってから、すぐに慌てて世界を見つめなおした。それと同時に、世界がわざわざベランダから入ってまで私に会いに来た理由も理解した私は、できるだけ平然を装って返答する。
「あ、仕事の話よ。大きな見積を任せてくださって」
心奈との見積対決のことは世界には言えない。言えばきっと世界は由紀子に食ってかかるのが目に見えているし、それは心奈に対してもフェアじゃない。
「どの現場?どの建築業者?不動産会社はどこ?」
「このことは社内でも限られた人しかしらないから……ごめん、話せない」
「その現場担当ってアイツ?」
「どう、したの?やけに私の仕事のこと聞くけど……」
「俺の質問がさき、答えて」
世界の掌が私の頬からするりと顎に移動すると視線が合うように持ち上げた。
「ちょっと……」
世界の切れ長の綺麗な瞳に直ぐに心臓がトクトクうるさくなってくる。
「……詳しくは言えないけど……現場担当は殿村よ」
世界の顔がすぐに曇った。
「大きな現場って言ったよね?それって森川さんから聞いたことあるけど営業担当と同行業務、ようは接待もあるってことだよね?」
「それは……あるかもね」
「それ却下だから」
「ちょっと、仕事だから。それに今までだって……接待業務も何回かだけど行ったことあるし」
直ぐに世界の切れ長の瞳がきゅっと細くなると私の肩を掴んだ。
「普通は見積担当がわざわざ接待に行かなくてもいいはずだろっ。こんなん大体ボスの嫌がらせだろ!俺と梅子さんが付き合ってるの知ってて急に大きな現場見積任すわ、アイツと組ませるわ、あげく酒の出る接待業務とかさ!」
私は一呼吸おいてから世界の目を真っすぐに見つめた。
思わぬ言葉に世界の瞳から一瞬視線を逸らしてしまってから、すぐに慌てて世界を見つめなおした。それと同時に、世界がわざわざベランダから入ってまで私に会いに来た理由も理解した私は、できるだけ平然を装って返答する。
「あ、仕事の話よ。大きな見積を任せてくださって」
心奈との見積対決のことは世界には言えない。言えばきっと世界は由紀子に食ってかかるのが目に見えているし、それは心奈に対してもフェアじゃない。
「どの現場?どの建築業者?不動産会社はどこ?」
「このことは社内でも限られた人しかしらないから……ごめん、話せない」
「その現場担当ってアイツ?」
「どう、したの?やけに私の仕事のこと聞くけど……」
「俺の質問がさき、答えて」
世界の掌が私の頬からするりと顎に移動すると視線が合うように持ち上げた。
「ちょっと……」
世界の切れ長の綺麗な瞳に直ぐに心臓がトクトクうるさくなってくる。
「……詳しくは言えないけど……現場担当は殿村よ」
世界の顔がすぐに曇った。
「大きな現場って言ったよね?それって森川さんから聞いたことあるけど営業担当と同行業務、ようは接待もあるってことだよね?」
「それは……あるかもね」
「それ却下だから」
「ちょっと、仕事だから。それに今までだって……接待業務も何回かだけど行ったことあるし」
直ぐに世界の切れ長の瞳がきゅっと細くなると私の肩を掴んだ。
「普通は見積担当がわざわざ接待に行かなくてもいいはずだろっ。こんなん大体ボスの嫌がらせだろ!俺と梅子さんが付き合ってるの知ってて急に大きな現場見積任すわ、アイツと組ませるわ、あげく酒の出る接待業務とかさ!」
私は一呼吸おいてから世界の目を真っすぐに見つめた。