世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「ね、世界の配属、見積課だよね?営業じゃないのは何で?」
心奈は、指先で髪の毛先をくるくる回しながら小首を傾げた。
「大学で経営学は学んだからな。それに俺は営業じゃなくて経営がしたいわけ!会社を俺の掌の上で転がしたいわけ!その為にはまず、見積課で会社の商品知識を徹底的に身につけ、さらにトイレ周りの配管や設置に必要な間口、部品、施工についても学ぶ。さらには商品納品時の利益率についても学べるしな。ようは見積課は俺にとってトップにたつのに必要な場なんだよっ。俺は、いつかこの会社のトップになる。だからな、」
「さすが世界!カッコよすぎ……」
「あのさ、俺は心奈に会社に遊びで来んなって言いたいんだけど?」
「遊びじゃないもん、世界を公私ともに支えたいだけー」
げんなりとした俺を更にうっとりとした瞳で、心奈が見つめている。
(めんどくせぇ、マジで話が通じねー)
「ね。世界、いまフリーでしょ?そろそろ私とヨリ戻そうよー」
「は?」
(話の脈絡もクソもねぇな)
「ほら、私って見た目は可愛いでしょ? おまけにお嬢さまだよー?」
俺は久しぶり真正面から心奈の顔をじっと眺める。
淡い栗色のウェーブのかかった長い髪に白い肌、大きな瞳、少しぽてっとした唇。はっきり言って見た目は綺麗な顔をしていると思うし100人いたら100人可愛いという生き物ではないだろうか。
ただ物心ついた時から気づけば常に俺にべったりで、ボスから俺の許嫁を言い渡されたことをいいことに、ところ構わず好きを連発してくる心奈は、正直目の上のたんこぶだ。心奈から押しに押されて高校の時、盛りのついていた俺は心奈と一度付き合ったが勿論長続きしなかった。それ以来俺は、心奈に一度も色恋の感情を抱いたことはない。
心奈は、指先で髪の毛先をくるくる回しながら小首を傾げた。
「大学で経営学は学んだからな。それに俺は営業じゃなくて経営がしたいわけ!会社を俺の掌の上で転がしたいわけ!その為にはまず、見積課で会社の商品知識を徹底的に身につけ、さらにトイレ周りの配管や設置に必要な間口、部品、施工についても学ぶ。さらには商品納品時の利益率についても学べるしな。ようは見積課は俺にとってトップにたつのに必要な場なんだよっ。俺は、いつかこの会社のトップになる。だからな、」
「さすが世界!カッコよすぎ……」
「あのさ、俺は心奈に会社に遊びで来んなって言いたいんだけど?」
「遊びじゃないもん、世界を公私ともに支えたいだけー」
げんなりとした俺を更にうっとりとした瞳で、心奈が見つめている。
(めんどくせぇ、マジで話が通じねー)
「ね。世界、いまフリーでしょ?そろそろ私とヨリ戻そうよー」
「は?」
(話の脈絡もクソもねぇな)
「ほら、私って見た目は可愛いでしょ? おまけにお嬢さまだよー?」
俺は久しぶり真正面から心奈の顔をじっと眺める。
淡い栗色のウェーブのかかった長い髪に白い肌、大きな瞳、少しぽてっとした唇。はっきり言って見た目は綺麗な顔をしていると思うし100人いたら100人可愛いという生き物ではないだろうか。
ただ物心ついた時から気づけば常に俺にべったりで、ボスから俺の許嫁を言い渡されたことをいいことに、ところ構わず好きを連発してくる心奈は、正直目の上のたんこぶだ。心奈から押しに押されて高校の時、盛りのついていた俺は心奈と一度付き合ったが勿論長続きしなかった。それ以来俺は、心奈に一度も色恋の感情を抱いたことはない。