世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「この前……梅子さんにひどい事……して泣かせてごめん。今だって……俺のせいでごめん。梅子さんのこと俺なんも分かってないなって。梅子さんと心奈が俺の為に同じ都市開発の見積作成してるの知ってさ……どうしても梅子さんに勝って欲しくて、勝手に良かれと見積書手直ししてさ。梅子さんの努力を台無しにしたし、梅子さんの性格わかってたのに……ごめん……」
私はすぐに顔を振った。
「違うの。世界くんと電話で久しぶりに話せてすごくほっとして……見積り最後まで頑張れたし、私を想って見積りに手を加えてくれたことも嬉しかったの……ただ心奈さんも本当に一生懸命で世界くんのことが大好きで……気持ちが分かるから嘘つきたくなかった。それに……心奈さんの見積り見せてもらって……初めから勝負には負けてた。私の完全な実力不足。心奈さんの方が世界くんの隣に相応しい」
「俺の気持ち知っててそんなこと言わないでよ……って言わせてるの俺の実力不足だよな」
「世界くんのせいじゃない……心奈さんの方が世界くんへの気持ちが強かったんだと思う。あんな凄い見積り……本当にすごく努力したの分かるから」
「でも……俺、心奈と婚約とか考えられないから」
世界の苦しそうな顔に私も苦しくなる。私だって世界がほかの女の子とましてや心奈と付き合って婚約するなんて考えただけでも呼吸が上手くできなくなってくる。
「でも……社長とも約束したし、もともと契約交際だし……このまま世界くんと付き合えば都市開発……仕事がダメになっちゃう」
「は?仕事?」
一瞬で世界の目つきが変わるのが分かった。
「……いい加減にしろよっ!」
怒鳴り声で身体が震える前に世界の腕が伸びてきて、身体があったかくなる。そして目の前には世界のネクタイの結び目が見えた。
「はな、して」
私はすぐに顔を振った。
「違うの。世界くんと電話で久しぶりに話せてすごくほっとして……見積り最後まで頑張れたし、私を想って見積りに手を加えてくれたことも嬉しかったの……ただ心奈さんも本当に一生懸命で世界くんのことが大好きで……気持ちが分かるから嘘つきたくなかった。それに……心奈さんの見積り見せてもらって……初めから勝負には負けてた。私の完全な実力不足。心奈さんの方が世界くんの隣に相応しい」
「俺の気持ち知っててそんなこと言わないでよ……って言わせてるの俺の実力不足だよな」
「世界くんのせいじゃない……心奈さんの方が世界くんへの気持ちが強かったんだと思う。あんな凄い見積り……本当にすごく努力したの分かるから」
「でも……俺、心奈と婚約とか考えられないから」
世界の苦しそうな顔に私も苦しくなる。私だって世界がほかの女の子とましてや心奈と付き合って婚約するなんて考えただけでも呼吸が上手くできなくなってくる。
「でも……社長とも約束したし、もともと契約交際だし……このまま世界くんと付き合えば都市開発……仕事がダメになっちゃう」
「は?仕事?」
一瞬で世界の目つきが変わるのが分かった。
「……いい加減にしろよっ!」
怒鳴り声で身体が震える前に世界の腕が伸びてきて、身体があったかくなる。そして目の前には世界のネクタイの結び目が見えた。
「はな、して」