世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「あ、ソファー私が座っちゃってごめん、殿村の部屋なのに、変わるよ」
立ち上がろうとした私の手首を殿村がグイッと下向きに引っ張った。
「いや、梅子が座って。僕はここで」
「え、でも……」
「いいって。僕いつもここだし」
「ちょっと絶対嘘じゃないっ」
「バレたか、じゃあ……」
殿村が立ち上がると腕二つ分空けて私の隣に座った。二人掛けのソファーが急に狭く感じて殿村との顔の距離にどきんとする。
「僕も座れば梅子の罪悪感も消えるだろ?」
「えっと……う、ん」
「ほら、ココア冷めるぞ」
殿村がマグカップを持ち上げるのを見ながら、私は両手でマグカップを包むとひとくち口に含んだ。疲労が限界だからだろうか、いつになく甘く感じてなんだかほっとして泣きたくなる。
「何で別れた?」
泣きそうになっている私に気づいたのか、ふいに放たれた殿村の言葉に私は、黙ってマグカップを木製テーブルに置いた。
「……色々あって……うまくいかなくて」
「それはこの間の僕との接待の帰りが原因とか?それなら」
「あ、違うの。それだけじゃなくて……社長にも……反対されてたし、年の差があるから、気持ちがすれ違うというか、うまく噛み合わないっていうか……そもそも合わなかったんだと思う」
殿村は難しい顔をすると少しだけ息を吐き出した。
「……僕には……お似合いに見えてたけどな」
「え?」
立ち上がろうとした私の手首を殿村がグイッと下向きに引っ張った。
「いや、梅子が座って。僕はここで」
「え、でも……」
「いいって。僕いつもここだし」
「ちょっと絶対嘘じゃないっ」
「バレたか、じゃあ……」
殿村が立ち上がると腕二つ分空けて私の隣に座った。二人掛けのソファーが急に狭く感じて殿村との顔の距離にどきんとする。
「僕も座れば梅子の罪悪感も消えるだろ?」
「えっと……う、ん」
「ほら、ココア冷めるぞ」
殿村がマグカップを持ち上げるのを見ながら、私は両手でマグカップを包むとひとくち口に含んだ。疲労が限界だからだろうか、いつになく甘く感じてなんだかほっとして泣きたくなる。
「何で別れた?」
泣きそうになっている私に気づいたのか、ふいに放たれた殿村の言葉に私は、黙ってマグカップを木製テーブルに置いた。
「……色々あって……うまくいかなくて」
「それはこの間の僕との接待の帰りが原因とか?それなら」
「あ、違うの。それだけじゃなくて……社長にも……反対されてたし、年の差があるから、気持ちがすれ違うというか、うまく噛み合わないっていうか……そもそも合わなかったんだと思う」
殿村は難しい顔をすると少しだけ息を吐き出した。
「……僕には……お似合いに見えてたけどな」
「え?」