世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「好きだよ。梅子が好きだ。一生大事にする。絶対泣かせないから。僕の側にいてくれないか?」
殿村の顔はやっぱりぼやけて上手く見えない。そして拒むことができないまま、殿村の唇がふわっと私の唇に重ねられる。触れて離してを繰り返しながら、殿村が私の身体をそっとソファーに縫い付けた。
「……殿村……私……」
「忘れさせてやるから。もう何も言わなくていい。全部分かってる」
「ンンッ……殿、村……」
殿村がキスを落としながら、私のブラウスのボタンをゆっくり外していく。私は手を伸ばすと殿村のネクタイをしゅるりと解いた。
殿村の掌が私の胸の膨らみに触れながら、首から胸へと口付けていく。
──(全然違う)
世界のキスと全然違う。優しくて労わるような大人のキスだ。抱き方も、少し乱暴で意地悪な世界の触れ方とは真反対で、控えめでそれでいて指先から思いやりが伝わってくる。
「梅子好きだよ……」
「……ンンッ……」
──(声も全然違う)
少し高めの甘い世界の声と違って、殿村の声は低めでハスキーな声だ。
「あっ……」
甘い匂いのする世界はタバコを吸わない。殿村が私に触れるたびに、優しい匂いと共にタバコの匂いが鼻を掠めていく。
──(世界くんと全然違う)
頭の中がぐるぐる回る。
私は無意識に目を瞑った。
殿村の掌が太ももに触れながらゆっくりとスカートの中に入っていくと指先がショーツの中へと差し込まれた。
「ンッ……殿村……待って……」
「梅子、力抜いて」
触れられるたびに身体はちゃんと反応して声も勝手に溢れていく。それなのに脳から心へ『違う』と電波が送られる。
違う。
違う違う。
全然違う。
声も温もりもキスも触れる掌も匂いも全部違う。
──世界くんじゃないっ!
殿村の顔はやっぱりぼやけて上手く見えない。そして拒むことができないまま、殿村の唇がふわっと私の唇に重ねられる。触れて離してを繰り返しながら、殿村が私の身体をそっとソファーに縫い付けた。
「……殿村……私……」
「忘れさせてやるから。もう何も言わなくていい。全部分かってる」
「ンンッ……殿、村……」
殿村がキスを落としながら、私のブラウスのボタンをゆっくり外していく。私は手を伸ばすと殿村のネクタイをしゅるりと解いた。
殿村の掌が私の胸の膨らみに触れながら、首から胸へと口付けていく。
──(全然違う)
世界のキスと全然違う。優しくて労わるような大人のキスだ。抱き方も、少し乱暴で意地悪な世界の触れ方とは真反対で、控えめでそれでいて指先から思いやりが伝わってくる。
「梅子好きだよ……」
「……ンンッ……」
──(声も全然違う)
少し高めの甘い世界の声と違って、殿村の声は低めでハスキーな声だ。
「あっ……」
甘い匂いのする世界はタバコを吸わない。殿村が私に触れるたびに、優しい匂いと共にタバコの匂いが鼻を掠めていく。
──(世界くんと全然違う)
頭の中がぐるぐる回る。
私は無意識に目を瞑った。
殿村の掌が太ももに触れながらゆっくりとスカートの中に入っていくと指先がショーツの中へと差し込まれた。
「ンッ……殿村……待って……」
「梅子、力抜いて」
触れられるたびに身体はちゃんと反応して声も勝手に溢れていく。それなのに脳から心へ『違う』と電波が送られる。
違う。
違う違う。
全然違う。
声も温もりもキスも触れる掌も匂いも全部違う。
──世界くんじゃないっ!