世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「マンションで待ってたけどなかなか帰ってこないから迎えに来た。かえろ」
世界は私の首元から腕を解くと掌を握った。
「……え?源課長、まさか……そんな若い子と付き合ってるんですか?」
世界が怪訝な顔の里穂にずいと顔を寄せる。
「そうなんです。俺が梅子さんにどうしても付き合って欲しくてやっと付き合ってもらったんすよね。梅子さんってすごく魅力的なんで。誰かに取られる前に俺のものにできてよかったです」
世界との顔の距離に里穂の顔がほんのり赤くなるのを見ると、世界が意地悪く笑った。
「それにしても浮気なんて絶対しそうもない、真面目そうで素敵な旦那さんですね。計算高い貴方にピッタリだと思いますよ」
「なっ……」
里穂の顔が引きつり圭太の顔も青ざめる。
「てことで梅子さん、もう行かなきゃ。明日朝早いし。俺の伯母さんである陶山社長と三人で会食でしょ」
「え……嘘……陶山社長の甥?そんな子がなんで源課長と……」
里穂は口元を覆うとわずかに震えている。そして里穂の綺麗な顔がこれでもかと歪むのが分かった。
「ふ……あんたらみたいにどうしようもない浅はかな人間には梅子さんの良さなんて一生わかんねぇと思うけど」
「なっ……」
「ということで俺らは、失礼します」
世界はそういうと私の掌を強く握ったまま、開いた口が塞がらない二人を置いてその場をあとにする。その掌は大きくてあったかくて、私は掌から伝わる久しぶりの温もりに戸惑いながらも、ひどくほっとした。
世界は私の首元から腕を解くと掌を握った。
「……え?源課長、まさか……そんな若い子と付き合ってるんですか?」
世界が怪訝な顔の里穂にずいと顔を寄せる。
「そうなんです。俺が梅子さんにどうしても付き合って欲しくてやっと付き合ってもらったんすよね。梅子さんってすごく魅力的なんで。誰かに取られる前に俺のものにできてよかったです」
世界との顔の距離に里穂の顔がほんのり赤くなるのを見ると、世界が意地悪く笑った。
「それにしても浮気なんて絶対しそうもない、真面目そうで素敵な旦那さんですね。計算高い貴方にピッタリだと思いますよ」
「なっ……」
里穂の顔が引きつり圭太の顔も青ざめる。
「てことで梅子さん、もう行かなきゃ。明日朝早いし。俺の伯母さんである陶山社長と三人で会食でしょ」
「え……嘘……陶山社長の甥?そんな子がなんで源課長と……」
里穂は口元を覆うとわずかに震えている。そして里穂の綺麗な顔がこれでもかと歪むのが分かった。
「ふ……あんたらみたいにどうしようもない浅はかな人間には梅子さんの良さなんて一生わかんねぇと思うけど」
「なっ……」
「ということで俺らは、失礼します」
世界はそういうと私の掌を強く握ったまま、開いた口が塞がらない二人を置いてその場をあとにする。その掌は大きくてあったかくて、私は掌から伝わる久しぶりの温もりに戸惑いながらも、ひどくほっとした。