世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
──瞼が重い。あと目が腫れてるような気がするのは気のせいだろうか。
「ん……朝?……」
私は瞼を開けようとして止める。目覚ましが鳴らないということは今日は土曜日だ。
(あれ……昨日の夜、私)
五年ぶりに元カレと元カレを寝取られた後輩に会って、そのあと世界とマンションに帰ってきて、ご飯食べさせてもらったあとの記憶がない。
(え?ちょっと待て……どうやって私ベッドまで)
そこまで考えた途端、布団からは甘い匂いがする。
石鹸みたいな心地よい香りだ。
(あ、れ……この匂い……)
思考が定まらないまま、目をこすりながらパチリと瞳を開ければ、すぐに世界の切長の瞳と目が合った。
「きゃあっ」
「おはよーございます」
朝からみる至近距離の世界の綺麗な顔に驚いて飛び退いた私は、ベッドから転がり落ちそうになって慌てて世界に抱き止められる。
「あぶね」
「ちょ……ばかっ、どこ触ってんのよ!離しなさいっ」
「は?ベッドから落っこちそうなの助けてあげたんじゃん。てゆうか、缶ビール一缶で寝落ちとか酒弱すぎ。俺じゃなかったらヤラれてますよ」
「えっ!寝落ち!」
ガバッと起き上がって衣服の乱れがないことを確認した私を見ながら、世界がぶはっと笑った。
「襲っても良かったんすけど、爆睡してる女襲うほどがっついてないんで」
「嘘……爆睡……」
「ん……朝?……」
私は瞼を開けようとして止める。目覚ましが鳴らないということは今日は土曜日だ。
(あれ……昨日の夜、私)
五年ぶりに元カレと元カレを寝取られた後輩に会って、そのあと世界とマンションに帰ってきて、ご飯食べさせてもらったあとの記憶がない。
(え?ちょっと待て……どうやって私ベッドまで)
そこまで考えた途端、布団からは甘い匂いがする。
石鹸みたいな心地よい香りだ。
(あ、れ……この匂い……)
思考が定まらないまま、目をこすりながらパチリと瞳を開ければ、すぐに世界の切長の瞳と目が合った。
「きゃあっ」
「おはよーございます」
朝からみる至近距離の世界の綺麗な顔に驚いて飛び退いた私は、ベッドから転がり落ちそうになって慌てて世界に抱き止められる。
「あぶね」
「ちょ……ばかっ、どこ触ってんのよ!離しなさいっ」
「は?ベッドから落っこちそうなの助けてあげたんじゃん。てゆうか、缶ビール一缶で寝落ちとか酒弱すぎ。俺じゃなかったらヤラれてますよ」
「えっ!寝落ち!」
ガバッと起き上がって衣服の乱れがないことを確認した私を見ながら、世界がぶはっと笑った。
「襲っても良かったんすけど、爆睡してる女襲うほどがっついてないんで」
「嘘……爆睡……」