世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
(そういえば、今日は休日だからセットしてないんだ)
昨日はワックスで整えられていた髪は、今日はそのままおろされている。
(柔らかそう……)
思わず繋がれていない方の掌で世界の髪の毛にそっと触れた。
「……ふわふわ、子犬みたい」
「子犬でも噛みますよ」
その声と共に慌てて髪から手を離そうとして、世界の切れ長の瞳と視線がかち合った。
「えっ、お、きてたの?」
「起きてるに決まってんじゃん」
そして気づけば目の前に世界のプルパーカーのひもが見えて、世界に抱きしめられていることに気づく。
「ちょっと……」
「ねぇ聞こえます?」
耳元からは世界の鼓動がダイレクトに伝わってきて顔中が熱くなる。
「なに、離してよ」
「俺、梅子さんといるといっつもドキドキしっぱなしですぐ噛みつきたくなるんすけど、どうしてくれんすか」
「噛みつくって……」
「ふっ、ここで試してみます?」
勝手に耳が世界の鼓動を拾っていく。聞こえてくる鼓動が加速していくたびに自分の鼓動もほぼ重なるようにリズムを刻んでいく。そのまま世界の顔が近づいてきて思わずぎゅっと目を瞑った。
昨日はワックスで整えられていた髪は、今日はそのままおろされている。
(柔らかそう……)
思わず繋がれていない方の掌で世界の髪の毛にそっと触れた。
「……ふわふわ、子犬みたい」
「子犬でも噛みますよ」
その声と共に慌てて髪から手を離そうとして、世界の切れ長の瞳と視線がかち合った。
「えっ、お、きてたの?」
「起きてるに決まってんじゃん」
そして気づけば目の前に世界のプルパーカーのひもが見えて、世界に抱きしめられていることに気づく。
「ちょっと……」
「ねぇ聞こえます?」
耳元からは世界の鼓動がダイレクトに伝わってきて顔中が熱くなる。
「なに、離してよ」
「俺、梅子さんといるといっつもドキドキしっぱなしですぐ噛みつきたくなるんすけど、どうしてくれんすか」
「噛みつくって……」
「ふっ、ここで試してみます?」
勝手に耳が世界の鼓動を拾っていく。聞こえてくる鼓動が加速していくたびに自分の鼓動もほぼ重なるようにリズムを刻んでいく。そのまま世界の顔が近づいてきて思わずぎゅっと目を瞑った。