世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「ばかっ、だめにきまってんでしょっ」
「なんでダメなの?俺のこと嫌い?」
「ちが……なんでそういう話になるわけっ、とにかくその話今じゃないから。もうさっさと仕事しなさいよっ」
(いま違うっていったよな、嫌いじゃないってことは……)
梅子はキッと俺を睨みながら俺から手首を振りほどこうとする。俺はさらに梅子の手首を握る力を強めた。
「仕事はちゃんとします。だから梅子さんも俺のこと嫌いじゃないなら恋人らしくしてくださいって話です。じゃないと離さないよ、これ」
俺は梅子の手首を捕まえたまま、みんなに見えるようにパソコンの上まであげようとする。慌てて梅子が自分の左手で俺の手首を抑えた。
「わ……わかったから、離して」
俺は口角を上げた。
「じゃあ、歓送迎会のあと梅子さんの部屋いくってことで宜しくお願いします」
「まって違う違うっ、LINEの返事ちゃんとするから、部屋は」
──プルルルップルルルッ
(ん?)
見れば俺のデスクの内線が光っている。
「出なさいよ。その内線番号、社長からよ」
「……分かってますよ……」
そういえボスがロスへ行く前に個人携帯にメールがきて、今後の件についてのやり取りをしていたが中途半端なままだった。
(なんか嫌な予感すんな……)
俺は梅子から手を離すと一呼吸おいてから受話器を上げた。
「なんでダメなの?俺のこと嫌い?」
「ちが……なんでそういう話になるわけっ、とにかくその話今じゃないから。もうさっさと仕事しなさいよっ」
(いま違うっていったよな、嫌いじゃないってことは……)
梅子はキッと俺を睨みながら俺から手首を振りほどこうとする。俺はさらに梅子の手首を握る力を強めた。
「仕事はちゃんとします。だから梅子さんも俺のこと嫌いじゃないなら恋人らしくしてくださいって話です。じゃないと離さないよ、これ」
俺は梅子の手首を捕まえたまま、みんなに見えるようにパソコンの上まであげようとする。慌てて梅子が自分の左手で俺の手首を抑えた。
「わ……わかったから、離して」
俺は口角を上げた。
「じゃあ、歓送迎会のあと梅子さんの部屋いくってことで宜しくお願いします」
「まって違う違うっ、LINEの返事ちゃんとするから、部屋は」
──プルルルップルルルッ
(ん?)
見れば俺のデスクの内線が光っている。
「出なさいよ。その内線番号、社長からよ」
「……分かってますよ……」
そういえボスがロスへ行く前に個人携帯にメールがきて、今後の件についてのやり取りをしていたが中途半端なままだった。
(なんか嫌な予感すんな……)
俺は梅子から手を離すと一呼吸おいてから受話器を上げた。