命令教室
☆☆☆
もうどれくらい走っているだろうか。
確かこれで70週目だから、もう1時間以上は走っていることになる。
あと30周。
あと30周で終わることができる。
今すぐにでも倒れ込んでしまいそうになるのをなんとか堪えて足を運ぶ。
修の姿は相変わらず私の前に見えているけれど、そのペースは遅くなっていることがわかった。
いくら運動神経がいい修でも、ここまで長時間走った経験はないだろう。
さっきから時折体が右へ左へと蛇行するようになっていた。
私も、足がふらついてこけてしまいそうになることが何度もあった。
でも、ここでこけたら終わりだ。
もう1度立ち上がって走り出すことなんて、絶対に不可能だろう。
私と修は前方に彩と花の姿をとられて追い抜いた。
ふたりと追い抜くのもこれで何度目かになる。
ふたりはすでに走るのをやめて、肩を寄せ合うようにして歩いている。
彩は怪我をした方の足を引きずり始めていて、それでも諦めずに前へ進んでいる姿に勇気が湧いてくる。
あと30周だ。
大丈夫。
きっと最後まで走ることができる。
私はまたしっかりと目を開いて前方を睨みつけるのだった。
もうどれくらい走っているだろうか。
確かこれで70週目だから、もう1時間以上は走っていることになる。
あと30周。
あと30周で終わることができる。
今すぐにでも倒れ込んでしまいそうになるのをなんとか堪えて足を運ぶ。
修の姿は相変わらず私の前に見えているけれど、そのペースは遅くなっていることがわかった。
いくら運動神経がいい修でも、ここまで長時間走った経験はないだろう。
さっきから時折体が右へ左へと蛇行するようになっていた。
私も、足がふらついてこけてしまいそうになることが何度もあった。
でも、ここでこけたら終わりだ。
もう1度立ち上がって走り出すことなんて、絶対に不可能だろう。
私と修は前方に彩と花の姿をとられて追い抜いた。
ふたりと追い抜くのもこれで何度目かになる。
ふたりはすでに走るのをやめて、肩を寄せ合うようにして歩いている。
彩は怪我をした方の足を引きずり始めていて、それでも諦めずに前へ進んでいる姿に勇気が湧いてくる。
あと30周だ。
大丈夫。
きっと最後まで走ることができる。
私はまたしっかりと目を開いて前方を睨みつけるのだった。