上司の甘い復讐



部屋の中が再びざわっとする。

部屋中の注目が、その声の主に集まる。

翔太さんを呼んだのは、もちろんあの女性だった。

翔太さんに浮かれていた私は、大切なことを忘れていたのだ。

翔太さんにはこの女がいた。

私のことを好きだ好きだなんて言いながら、結局彼だって二股をかけているのかもしれない。




「ねー、翔太。

週末暇なんでしょ?」


そう言って翔太さんに歩み寄るのは、ふわっとしたワンピースを着た早乙女さん。

今日のワンピースはノースリーブで、大きな胸やほっそりした腕が際立って見える。

あの胸で擦り寄られたら、変態ハゲ崎はむしゃぶりつくに違いない。


< 108 / 349 >

この作品をシェア

pagetop