上司の甘い復讐



酔っ払った山村君は、お酒のせいかいつも以上に饒舌だ。

花火を見る気もないらしく、延々と話し続ける。


「ねー、大倉さん?

大倉さんって優しいですよねー」


「そ、そう!?ありがとう」


なんて言いながらも、この面倒な後輩の聞き役をかわってほしいと思ってしまう。

だけどみんな、山村君の相手をするのも嫌なんだろう。

金本さんも横山さんも、山村君の近くから離れてしまっている。


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