上司の甘い復讐




唇を合わせながら、翔太さんの手がシャツのボタンにかかる。

その手に手を重ね、


「駄目だよ、シャワー浴びたい」


苦し紛れに吐き出す。


「駄目じゃない。……待てない」


甘く切なく吐き出して、また唇を塞がれる。

そして翔太さんは、ゆっくりと私の衣服を剥ぎ取っていく。

体中にキスをくれ、身体をぎゅうっと抱きしめ合う。



「瑞希……大好きだよ」


その甘い声にやられ、触れられるところが熱を持つ。

吐息が漏れ、声を押し殺す。

こんな私の耳元で、翔太さんは甘く囁く。


「瑞希の感じてる声、聞きたい」


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