完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。



デートしたり、手をつないだり、抱きしめられたりするの……ぜんぶ神楽くんがはじめて。


気づいたら、神楽くんとの距離が近くなって。


前よりもっと……神楽くんのこと知りたいと思ってる自分がいる。


「それって……俺を意識してくれてるってことだ?」

「いし、き……?」


「もちろん――男としてね」

また胸のあたりがざわざわして、落ち着かない。


なんでか神楽くんの顔も見れなくなっちゃう……。


「最後にさ……百葉ちゃんのこと困らせてもいい?」

驚いてる一瞬の間に……神楽くんの顔がものすごく近づいてきて。

< 162 / 211 >

この作品をシェア

pagetop