完全無欠の超モテ生徒会長に、ナイショで溺愛されています。
デートしたり、手をつないだり、抱きしめられたりするの……ぜんぶ神楽くんがはじめて。
気づいたら、神楽くんとの距離が近くなって。
前よりもっと……神楽くんのこと知りたいと思ってる自分がいる。
「それって……俺を意識してくれてるってことだ?」
「いし、き……?」
「もちろん――男としてね」
また胸のあたりがざわざわして、落ち着かない。
なんでか神楽くんの顔も見れなくなっちゃう……。
「最後にさ……百葉ちゃんのこと困らせてもいい?」
驚いてる一瞬の間に……神楽くんの顔がものすごく近づいてきて。