雪降る夜はあなたに会いたい 【下】
「雪野の身体は、俺にとって、唯一無二のものなんだよ」
身体中を食べ尽されそうなほどに、唇が私の肌に吸いついて。愛撫する手のひらが熱くて激しい。
そんな風に触れられたら、もうたまらなくなる。
「俺しか知らなくていい。他の誰にも触らせたくないし、見せたくもない」
身体の真ん中に創介さんの長い指が入り込んで来る。
「好みの女なんて、そんなもんねーよ。おまえにしか興味はないし欲情しない。俺が雪野を女にしたように、俺をこんな風にさせるのも、おまえしか、いない――」
指を勢いよく抜かれたと思ったら、酷く硬くなったものがそこに触れた。
それを私に分からせるように押し付けて来るから、はしたなく声が零れて行く。
「いつだって、抱きたいって思ってる。雪野が、欲しくてたまらない」
「創介、さん……っ!」
私の腰はもう創介さんを受け入れたくて自ら動き、この手は創介さんに触れていたくてきつくその身体にしがみつく。
「俺を、おまえにしか欲情しない身体にしたのは、雪野だろ?」
平凡な私にそんな力があるはずないのに。
創介さんにそう言ってもらえれば、死ぬほど嬉しいと思ってしまう。
「可愛くて。愛おしくて。俺を、狂わせる」
掠れた声が、肌を滑り。熱いくて荒い吐息が胸にかかる。
もう、これ以上、耐えられない――。
はしたなくても淫らでも構わない。もう、欲しいと、言ってしまいたい。
「創介さ――」
「もう、おまえの中に入りたい……、いいか?」
私が頷くと、小さな呻き声とともに貫くように入って行く。それだけで、私は激しく震えてしまった。