【電子書籍・コミカライズ決定】イケオジ王弟殿下との白い結婚〜君を愛するつもりはないと言われましたが、なぜか旦那様は過保護に溺愛してきます〜

「……だから、あんなに」
「ステラ?」

 訝しげな声とともに、ジェラルド様が体の向きを変える。
 そして、明らかに体をこわばらせる。

「──ステラ」
「ジェラルド様、あんな場面……」
「いや、ステラ。あの……」
「ジェラルド様……?」

 困惑したようなジェラルド様が、その光景に傷ついている様子はない。
 それどころか、どこか照れているような声音。
 安堵と困惑が胸の中を埋め尽くしていく。

「────ルルードのいたずらにも、困ったものだな」
「え、ええ……?」
「君によく似た娘と息子なんて、愛してやまないに決まっている」
「おっ、降ろしてください!!」
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