【電子書籍・コミカライズ決定】イケオジ王弟殿下との白い結婚〜君を愛するつもりはないと言われましたが、なぜか旦那様は過保護に溺愛してきます〜
「いいえ。旦那様も、さすがにここまでは用意いたしませんよ」
「ええ。それなら、どうしてこんなに子どもっぽいデザインなの……」
「……子どもっぽいなんて、本当にそう思われるのですか?」
「え?」
「清純で、可憐で、美しい。完璧です!」
首を傾げる。実は、このお屋敷に来たときから思っていた。
ここの使用人たちは、ジェラルド様に仕えているせいなのか、私の容姿に対して採点が甘い。
確かに、王太子妃の婚約者として培ってきた立ち居振る舞いには自信があるけれど、見た目は地味で平凡な私に、こんなに可愛い格好ばかり、どうしてさせたがるのだろう……。やっぱり、子ども扱いなのかしら。
「……実は、以前の奥様の姿絵を拝見したことがあるのですが」
「……え、どこで」
「それは、秘密にしておきます。でも、あんな派手な色のドレスより、こういったフリルや淡い色がお似合いです!!」