【電子書籍・コミカライズ決定】イケオジ王弟殿下との白い結婚〜君を愛するつもりはないと言われましたが、なぜか旦那様は過保護に溺愛してきます〜
「……そうかしら。それなら、レテリエの言うとおりにするわね?」
とりあえず、もう着替えてしまったのだ。
よく見れば、胸の辺りで切り替えられた裾は長いけれど、正面で布が重なっているネグリジェは、妙に気合いが入りすぎたものよりいいのかもしれない。
「さあ、こちらです」
そして、手を引かれて向かった先は、どう考えても客室や寝室ではなく、ジェラルド様の執務室だった。
「……お仕事をしておられるの?」
「執務室の奥に、寝泊まりできる小部屋があるのです」
「……仕事部屋に寝ているの!?」
「旦那様は、このほうが効率が良いのだと……」