【電子書籍・コミカライズ決定】イケオジ王弟殿下との白い結婚〜君を愛するつもりはないと言われましたが、なぜか旦那様は過保護に溺愛してきます〜
ニッコリと笑っているのに、それはいつもの優しい笑顔とどこか違う。
そして、食堂には、静寂が訪れた。
何か失言をして怒らせてしまったのか、と慌てていると、その直後に勢いよく扉が開け放たれた。
「ひゃっ!?」
「……」
驚いて振り返った私の視線の先に飛び込んできたのは、燃えるような赤色だ。
その色を持つ人のことを私は知っているけれど、なぜここに突入してきたのかわからず、困惑してジェラルド様を見つめる。