【電子書籍・コミカライズ決定】イケオジ王弟殿下との白い結婚〜君を愛するつもりはないと言われましたが、なぜか旦那様は過保護に溺愛してきます〜

 連れていかれてしまったバルト卿のことが気になりつつも、再び食事が再開される。
 ポタージュのあと出てきたのは、配慮されたのだろう、小さなサンドイッチだった。
 確かに疲れているときにフルコースなんて出てきたら、胃もたれしてしまいそうだ。

 そっと視線を向ければ、ジェラルド様は、少しだけお酒を飲みながら、オードブルをつまんでいる。
 見過ぎてしまっただろうか、視線が合うと、ジェラルド様は、ほんの少し首を傾げて微笑んだ。

「……っ!?」

 いつも完璧にカッコいいジェラルド様なのに、どこか可愛いそんな仕草が私に向けられたことにときめきすぎて、心臓がはぜそうだ。妻の立ち位置が最高すぎる。旦那様が可愛すぎる。
< 50 / 190 >

この作品をシェア

pagetop