夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!




「あ、体調はどうですか?」

部屋から出て来たたっくんに早速、声をかけた。



「ありがとう。だいぶ回復した感じだよ。
あの…厚かましいんだけど、シャワー使わせてもらって良いかな?」

「え?それは構わないですが、熱はもうないんですか?」

「うん、大丈夫。」

「じゃあ、準備しますね。」

シャワーより、お風呂に浸かった方が温まるよね。
そう思って、浴槽にお湯をためた。



「あ、シャワーだけで良いよ。」

たっくんはきっと遠慮してるんだよね。
遠慮なんてすることないのに。



「ゆっくり浸かって下さい。」

取っておきの薔薇の入浴剤も入れてあげよう。



「ごめんね。じゃあ、入らせてもらうね。」

「ごゆっくりどうぞ。」



さ、たっくんがお風呂に入ってる間に、お昼ご飯を作ろうと思ったけど、何が良いのか聞くのを忘れてた。
仕方ない。
あ、そうだ。たっくんの好物のハンバーグ!
……いや、無理だ。
時間的に間に合わない。
う~ん、今日のところはオムライスでも作るか。
実はオムライス、けっこう得意なんだよねぇ。
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