夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!
荷物は、大きな紙袋に5つ程あった。
まぁ、そりゃそうだよね。
一年分の衣類とかがあるわけだから、これでも少ない方かな?



「あの、部屋はここにしますか?
嫌じゃ無ければ、おばあちゃんの部屋でも良いんですが。
日当たりが良いですよ。」

「そんなの悪いよ。」

「いえ、今、誰も使ってませんから。
あ、おばあちゃんの部屋はテレビがありますし、なんなら、タンスも使ってもらえますよ。」

中身はもう処分して、タンスもいらないんだけど、私がここに住む事になったから、そのままになってたんだよね。



「そうなんだ。じゃあ、おばあちゃんの部屋に住ませてもらおうかな?」

「はい、どうぞ。」



おばあちゃんの部屋に、荷物を運び込んだ。
布団はお客さん用の方が良いよね。
私は早速、客間から布団を運んだ。
たっくんは、テレビを見ていた。



「テレビ、めちゃめちゃ、久しぶりだよ。」

たっくん、なんだか機嫌が良い。
余程、テレビが見たかったのかな?
たっくんの笑顔を見てたら、こっちまで嬉しくなるよ。



「あ、それで、これからのことなんだけど…」

「は、はい。」

たっくんの言葉に、にわかに緊張が走った。
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