夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!




(う~ん、悩むなぁ。)



ベッドに潜り込み、いざ、これからの計画を考えると、なかなか出てこない。



というか、選択肢は二択しかないんだろうな。
現状維持か突撃か。
しかも、現状維持のままだったら、時間がかかるということもわかってる。
その間に、恭子さんがまた何かするかもしれないし、たっくんの再デビューが決まるかもしれない。
そうなったら、たっくんとは破局するかもしれない。
あ、破局はちょっと違うか。
でも、たっくんとの結婚はほぼ無理だね。



だから、私がやることはひとつ。
突撃することだよ。
内心ではわかってるんだ。
ただ、勇気がないから、迷ってるだけ。



「恭子さんの前だけじゃなくて、私たち、本当に婚約しませんか?」

そう言えば良い。
そしたら、たっくんはきっと…



「俺だって本当はそうしたい。でも、俺は居候だし、家賃さえ渡してないし。
こんな俺だったら、ご両親も許さないと思う。」

そう言うよね~?



「そんなこと、関係ありません。
私の両親は理解のある人だから、きっと納得してくれます。
それに、私、たっくんの再デビューを本当に楽しみにしてるんです。
だから、たっくんを支えたいんです。」

「桃花、そんなにも俺のことを…」

で、たっくんは私を抱き寄せ、熱いキスを…きゃあ~!
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