夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!
…って、私たち、まだキスもしてないよ。
いやいや、手も繋いでない。
たっくんと一緒に暮らし始めてそこそこ経つのに、たっくん、どんだけ真面目なのよ!?



(あ……)



そういえば、良く聞くよね。
男性って、本当に好きな女性のことは大事にする、って。
そっか、だから、私に手を出せないんだね。



ってことは、やっぱり私が突撃するしかないか。
たっくんの寝込みを襲う?
でも、たっくん、夜はいないし…
あ、週末を狙えば良いんだ。
週末の夜、たっくんの部屋に…
普通の格好じゃ、だめだよね。
あ、ネグリジェとか?
え?ネグリジェなんて、今、売ってる?
あ、ネットなら売ってるかな?
スケスケのやつが良いのかなぁ?
でも、恥ずかしい。
あ、この際、下着も新調しようかな。
赤とか黒が良いのかな?
あぁ、妄想が止まらない。



でも、私に本当にそんなことが出来るか、だよね。
いや、やらなきゃいけない!
たっくんと結婚するためには、私が頑張るしかないんだよ!



(桃花、ファイト!)

夢に向かって、気合いを入れた。

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