今は魔王の手も借りたい。~転生幼女のほのぼのチートスローライフ~
 現実とは違うファンタジーなゲーム世界だが、制作者が日本人だからか、当たり前のように米やみそ汁、しょうゆや刺身が存在している。

 そのほとんどは商人がごくたまに持ってくる貴重な食材だ。

 しかし米ならば一応、この村にもある。

 田んぼではなく畑で育てる謎の植物を稲と呼んでいいか、エステルにはわからないが。

(グラフィックがお米なんだし、大丈夫でしょ)

「親子丼? ……親子?」

 レスターが怪訝な顔をして、何度も『親子』と繰り返す。

「ええと、卵は子供でしょ? 鶏肉と一緒に料理したら、親と子供で親子……ってこと」

「……エステルはたまに怖いことを言うよな」

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