冴えない令嬢の救国譚~婚約破棄されたのちに、聖女の血を継いでいることが判明いたしました~
「なんだぁ? ……おいウィリー、あれ……セシリーちゃんじゃねぇ!? リルルもいるぞ!」
「んだと!? ティビー、俺にも見せろ!」
「帰って来たのか? 本当だ! お~い!」
「団長と抱き合ってるぞ! ヒュー!」
「うっそぉ……セセセセセセシリー!? ちょっと!」
口笛や囃す声がわいわいと響き、窓から顔を出したロージーがすぐさま引っ込んだ。他にも多くの団員がこちらに詰め掛けて来そうだ。
「ほら煩くなってきた……ああ、もう! 来い!」
「わぁっ! どこ行くの!?」
「言っただろ! 帰ってきたら旅に出るって……。どうせならこのまま行ってやる。リルルも着いてこい、ラケルに会わせてやる!」
「ウォン!」
リュアンはセシリーを抱きかかえたまま走ると、厩舎に繋がれていた馬に手際よく鞍を乗せ、セシリーと一緒に乗り込むと鞭をくれた。
「んだと!? ティビー、俺にも見せろ!」
「帰って来たのか? 本当だ! お~い!」
「団長と抱き合ってるぞ! ヒュー!」
「うっそぉ……セセセセセセシリー!? ちょっと!」
口笛や囃す声がわいわいと響き、窓から顔を出したロージーがすぐさま引っ込んだ。他にも多くの団員がこちらに詰め掛けて来そうだ。
「ほら煩くなってきた……ああ、もう! 来い!」
「わぁっ! どこ行くの!?」
「言っただろ! 帰ってきたら旅に出るって……。どうせならこのまま行ってやる。リルルも着いてこい、ラケルに会わせてやる!」
「ウォン!」
リュアンはセシリーを抱きかかえたまま走ると、厩舎に繋がれていた馬に手際よく鞍を乗せ、セシリーと一緒に乗り込むと鞭をくれた。